お寺の未来ブログ

お寺の未来インターン体験談 (1)「これほどユニークなお坊さんと多く関わっている学生は、そういないはず!」/佐野ハナ(国際基督教大学)

2017年4月25日

お寺の未来事務所のある、神谷町 光明寺境内にて

お寺の未来事務所のある、神谷町 光明寺境内にて

皆さん、はじめまして。お寺の未来インターン生の佐野ハナと申します。国際基督教大学で、鎌倉時代の日本文学を研究している大学院生です。
今回は、数ある学生インターンの中でも「何をやっているかよくわからない」ランキング上位に確実に食い込むであろう、お寺の未来のインターンシップについて、ご紹介しようと思い筆をとりました。

お寺の未来でインターンを始めたのは大学3年生の秋口だったので、お手伝いさせていただいてもう1年半ほどになります。執筆にあたって、これまでの歩みを振り返りつつ、インターンシップに応募した当時を思い返してみたのですが、よくもまあこのような世界にいきなり飛び込んだなと、単純に感心してしまいました。
「なぜどのようなきっかけでお寺の未来の仕事を始めることになったのか」とよく聞いていただきます。理由はもちろんいくつかあるのですが、やはり「ご縁に導かれた」としかご説明のしようがないと感じています。
それでも確実に言えることは、お寺の未来インターン生の募集を見つけたときに、迷いなく応募してみてよかったということです。

今回の記事が、当インターンシップに少しでも興味を持っていらっしゃる方の背中を押し、「よし、やってみようかな」と一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

【インターンシップ応募の動機】
– お寺って実はすごく面白いのかもしれない

インターン生募集の情報は、お寺の未来のFacebookページで知りました。通っていた保育園がお寺だったため、小さいころから仏教に親しみがありましたが、深くお坊さんやお寺と関わることは今までありませんでした。
お寺に興味を持ったきっかけは、日本には7万ものお寺があり、コンビニがない町にもお寺はあると知ったことです。全国各地に点在するお寺の公益性に関心を抱き、お寺の役割を考えたいと情報を調べているうちに、未来の住職塾の存在を知り、お寺の未来という会社があることを知りました。
「インターン生として働きながら、多くのお寺と関わればおもしろい経験ができるかもしれない!」という思いで大学3年生の11月に応募しました。

【実際にやってみてわかったこと】
– まず飛び込む。そこから吸収、勉強

お寺の未来という会社が具体的にどのような業務をしているのか、実際はよくわからない状態で飛び込みました。
仏教やお寺に興味はあったものの、詳しい知識はなく、インターン生として仕事を始めるときは不安もありました。いざやってみると、スタッフの方に一つひとつ丁寧に仕事を教わることができたので、仕事場の雰囲気を吸収しながら徐々に作業に慣れていきました。知らないことは作業を教わるたびに勉強していけばいいので、積極的に仕事を覚えたいという意気込みがあれば大丈夫だと、働いているうちにわかりました。

【具体的な仕事内容:佐野の場合】
– 新サイトのリリースに尽力した達成感

「お寺の未来インターン生」として働いていることを知人などに話すと最もよく質問されるのは、「いったいどんな事をしているの?!」ということです。
時々、「滝に打たれたりしているの?」「お経をあげているの?」などと聞かれることもあります(!)。事務所がお寺の中にあることもあって、お坊さん修行をしていると間違われることがありますが、インターン生としての日々のお仕事は、お寺の未来スタッフの皆さんの業務サポートが中心です。出社してからその日のお仕事リストを確認して、優先順位をつけながら作業を進めていきます。

    <お仕事の例>

  • 未来の住職塾関連の書籍や、各種資料や書類などの発送
  • 各種データ入力や管理
  • 未来の住職塾講義の準備
  • まいてら寺院紹介ページの制作、まいてら登録寺院の行事情報(まいてらカレンダー)の更新
  • 事務所内清掃
  • 備品発注
  • 配達物受け取り 等

スタッフの方と相談の上、お手伝いできる仕事を進めていくので、もし得意なことや特別な技術があれば業務の範囲を増やすこともできます。インターン生の中には、デザインツールを使えるというスキルをいかしてお仕事をしている人もいます。

私は「まいてら」の公開が目前に控えていた頃、集中的に勤務を増やし、サイトページ制作に専念しました。「新サービスの立ち上げ」という緊張する局面で、リリースに間に合うよう、慎重にかつ迅速に作業を進めました。2016年7月1日に無事「まいてら」がリリースされた時の達成感は忘れられません。企画段階だったものが形になり、世に出ていく過程に参加できたことで、社会に対して思いを発信していくことの面白さを感じました。
お寺の未来の一員として働いていると、責任のある業務に携わっていることを実感します。インターン生の仕事は緊張感と刺激に満ちているので、毎日とても充実しています。

【やっていて面白いこと】
– これほどユニークなお坊さんと多く関わっている学生は、そういないはず!

未来の住職塾5期生卒業式での集合写真(私も写ってます!)

未来の住職塾5期生卒業式での集合写真(私も写ってます!)

インターン生として働いていて面白いと感じることは、全国のユニークなお坊さんたちと出会えることです。
これまでお坊さんの知り合いは一人もいませんでしたが、お仕事を通して、アクティブにお寺づくりを進める独創的で魅力的なお坊さんと多く関わることは想像以上に楽しく、日々刺激になっています。
お坊さんと直接話すことで、「もっとお寺に足を運びたい」という気持ちも湧いてきました。

また、少し得したなと思うことは、自己紹介をするときに「お寺の未来という会社でインターン生として働いている」と話すと、関心を持って話を聞いてもらえることです。
私は国際基督教大学に在籍しているので、「キリスト教でお寺?」と、特にそのギャップに驚かれることが多くあります。他にはないユニークな経験を持つことは、大きな強みになると思います。

【大学生活との両立について】
– 学業は邪魔しない。むしろ応援!

インターン生として仕事を始めたときは、10:00~17:15の勤務を週二回、行っていました。
当時大学3年生になり、履修する授業にも余裕が出てきたので、大学へ行く日を週三日に調整し、平日残りの二日はお寺の未来へ出社するという形をとりました。そのスケジュールでうまくいくこともありますが、当然勉強が忙しくなることや、急きょ大学へ行かなければならないことも出てきます。
その場合は、スタッフの方と相談し、振り替えの出勤日を調整しています。働きすぎてしまって困った経験は、ほぼありません。自分のペースを見極めながら、相談の上で働き方を決めることができます。

【インターン生としての学び】
– 少数精鋭で動く、よきお寺づくりの現場の臨場感

お寺の未来はスタッフの人数が少ないので、会社経営の現場や社内の動きをすぐそばに感じることができます。事務所内でのスタッフ同士の会話や、ミーティングでの議論などから、日々展開する事業の様子がインターン生の私にもじわじわと伝わってきます。
また、お寺について問題意識を持つ多くの人々と関わることで、現在お寺を取り巻いている空気を知る機会が多くあります。お寺の未来は、よきお寺づくりの最前線にいるのだなと感じる毎日です。

この度、お寺の未来でのお仕事を初めて文章に書きだしてみましたが、改めて実感したことは、
「私はお寺の未来で働くことが好きなんだな」
ということです。始めたばかりの頃は想像していませんでしたが、日々のお仕事を楽しみ、学びの多い中で働けている現在の生活はとても充実しています。
それは私に限ったことではなく、お寺の未来にこれから関わる学生の皆さんにもきっと実感していただけることだと思います。

お寺の未来の事業に少しでもご興味があり、働きながら意義ある経験を積みたいと考えている方は、ぜひインターンシップにチャレンジしてみてください。
積極的なご参加は、お寺の未来にとっても、あなたにとっても、かけがえのない財産になると思います。

>> お寺の未来インターン体験談 (2)「とある1日のお仕事」へ続く

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これからの一般社団法人お寺の未来を一緒に創ってくれる新たな仲間として、大学生のインターンシップ生を募集しております。ご興味のある方はぜひお気軽にご応募ください。
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