卒業生インタビュー 渡邉元浄

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● 本科卒業生インタビュー 私の寺業計画書

自分が変わり
門徒さんも変わりはじめ
そして、お寺が変わった

渡邉元浄

(真宗大谷派 正蓮寺 住職)
1980年静岡県生まれ。21歳の時、先代住職であった父親が自死。大学卒業後に住職就任。お檀家さんに住職としてお育てをいただいて12年。寺族で経営する幼稚園保育園園長。このままでいいのだろうかという疑念を種に、未来の住職塾を受講。婚活イベントお寺で縁結びを檀信徒と共に企画し、寺壇関係の縁をも結ぶ試みを実行している


  

得られたものより剥がしてもらったもののほうが多い

「これまで経営セミナーへの誘いなどは断ってきましたが、未来の住職塾は「お寺×経営」がクロスする学びの場でしたから、自分が行くならここしかないと、受講を決めました。ここでは、得られたものより剥がしてもらったもののほうが多いかもしれませんね。お寺はこれまでも大丈夫だったんだからこのまま行けるはず、という甘えは吹き飛びました。」

「ぼくにとってお寺の経営とは、門徒さんの気持ちをつぶさに汲むことです。そんなふうに人と直接会って声を聞くことが大事だというのも、この塾で学んだことです。寺業計画を立てたことも大きかった。未来の住職塾へ行ってなかったら、目の前のことに追われるばかりで、長期計画は立てていないでしょうね。墓地も作っていないだろうし、作ったとしても独りよがりで突っ走ったでしょう。一年間の学びで、どこにどういう人がいるのか、何を求めているのか、どういう価値を提供したいのか、より明確になりました。」

  

お葬式、役員会、門徒さんの巻き込み
未来の住職塾で起きた3つの変化

「未来の住職塾に出会ってから変わったことが3つあります。1つは、お葬式。こちらが一方的に仏教を伝える場ではなく、門徒さんがお葬式を迎えるにあたって、何を求めるかをつかむようにしました。例えば、枕経の後にご遺族から故人の話を語ってもらう時間を設けて、傍で聞くようにし、それを元に選定した法名を載せた冊子を作り、通夜葬儀で配布しています。」

「2つ目は、役員会。うちは役員の数が多いのですが、未来の住職塾の環境づくりをまねて、少人数のグループに分けて議論の時間を作るようにしています。明らかに意見が出やすくなりましたね。」

「3つ目は、若手の門徒さんを巻き込む活動。上座に座らない。準備は十分してとにかくまかせる。口出ししない。おかげで今は「住職は出てこなくていいよ、あとはおれたちでやっとくから」と言ってもらえる場面も増えました。」

  

私が変わったことによって、門徒さんも変わりはじめた

「共に悩み考え、笑ってくれる 未来の住職塾サンガ※ の仲間がいるから、安心していられるんですよね。自分と同じくらい頑張ってる人がいるんだなって思うだけで、もっと頑張れる。本当に応援してくれる人がいるっていうのは、嬉しいことですね。」
(※ 未来の住職塾本科卒業生を中心に形成されるコミュニティ)

「”未来の住職塾へ行けば素晴らしい世界が待っています” なんて、うさんくさいことは言いたくない。でも確かに言えるのは、ぼくは変わりました、ということ。そして、ぼくが変わったことによって、門徒さんも変わりはじめた。それだけです。とにかく何か変えたいという強い思いがあったら、来てみて下さい。」

  

お寺で縁結びスタッフは全員がご門徒さん
正蓮寺佛教青年会を結成し、親睦研修旅行
も行う
お寺で縁結びのキャッチコピーは「お寺から
始まるふたりの出遇い」後日カップル成立後
には、報告のお参りに来られる

  


卒業生インタビュー『 私の寺業計画書 』

● お寺の可能性を開くのは門徒さんの力と信頼関係
西村達也/聡子 (福岡県北九州市 浄土真宗本願寺派 無量山西法寺)
●「楽しいお寺」で人を集め、「選ばれるお寺」の実現へ
河村照円 (茨城県石岡市 真言宗智山派 阿弥陀院)
● 地域の喜びと悲しみを包み込むお寺を目指す
小原泰明 (愛知県豊橋市 曹洞宗 日東山西光寺)
● 自分が変わり 門徒さんも変わりはじめ そして、お寺が変わった
渡邉元浄 (静岡県伊豆の国市 真宗大谷派 正蓮寺)