お寺のための安心会計1day教室

お寺の公益性や社会的存在意義が問われつつある昨今、お寺も適切かつ透明性のある会計を行なうことが不可欠になっています。本講座では、税理士であり住職でもある河村照円さんを講師にお招きし、これからのお寺に求められる会計の要諦を実践的に学習します。

[講座概要]

講師:河村照円(真言宗僧侶・税理士)
対象:お寺の会計に関わる方(僧侶、寺族、坊守、法務員、総代など)
定員:20名
受講費:10,000円(税別)

【主なプログラム内容】
・寺院会計の目的
・自坊の活動に即した会計科目について
・帳簿の付け方
・決算書(貸借対照表・収支計算書)の作成と見方
・収支比率分析について
・グループワーク(ケーススタディ)

開催都市会場開催日時間残席状況
東京梅上山 光明寺2016年11月2日(水)13:00-18:00終了しました
京都しんらん交流館2016年11月8日(火)13:00-18:00

[講師プロフィール]

河村照円(税理士・行政書士)
真言宗寺院の住職であり税理士・行政書士。高校生の時、自坊に税務調査が入り、「正しい税金の知識があれば余分な納税が必要ない」ことを知ったのがきっかけで税理士を志す。お寺に生まれ育った環境と、専門的知識を活かしてお寺の会計、税務相談を得意とする。帳簿をつけないと税務署に目をつけられる、といった従来の寺院会計の認識を覆し、お寺の未来のための前向きな会計道を推し進める。寺院業界の内側からの視点で説明がわかりやすいと評判。「佛教タイムス」での連載のほか宗門大学や宗派・教区などで講演多数。

[講師からのメッセージ]

「いま、お寺で自由に使えるお金はいくらありますか?」

実はなかなかこの問いに答えられるお坊さんがいません。
これでは、たとえば「永代供養墓を建立する」といった事業を行うときに
どのくらいの予算を立てればよいのか分からないと思います。

そこで、会計記録が役に立ちます。
具体的には

(1) 日々の記録
(2) その集計
(3) 決算書の数字を読み取る
(4) 未来を予測する

これを繰り返すことによって
お寺の財務状態がよく分かってくるのです。

お寺は給料や保険料など「支出は安定的」に発生する一方、
お葬式のお布施など「収入は不安定」という特徴があります。
その特徴を踏まえたうえで、お寺が資金不足にならない範囲で
教化活動に使えるお金がいくらあるのか、を学んでいきます。

今までも寺院会計の話はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
しかし、その内容は

帳簿をつけないと税務署から指摘を受ける。
だからしっかりと帳簿をつけましょう。

というお話ばかりだったと思います。
そのような後ろ向きな気持ちで行う会計は正直、面白くないはずです。
税務署のために帳簿をつけるのではありません。

「未来のありたいお寺の姿を実現させるために」行うものだと思っています。

そうはいっても会計は難しいというイメージを持たれている方も多いです。

・今まで会計のことは全く学んでこなかった
・税理士に任せっきりで、実はよく分かっていない
・お寺のお金は住職が握っていて、正直、何もわからない

このような方でも安心して受講できるように、最初の基礎から学んでいきます。

数字センスを磨いてお坊さんの総合力を鍛えたい、そんな方に役立つ情報をお伝えしたいと思っています。